入国管理局立川出張所への行き方と実際の申請の流れ

多摩地区にお住まいの方であればビザの申請は入国管理局立川出張所でするのが便利です。

立川出張所に申請できるのはお住まいが東京都、神奈川県相模原市、山梨県の方です。

立川入管入り口

駅から少し離れたところにあるため、徒歩で向かうには少し厳しところにあります。”立川出張所”という名称ですが、住所自体は国立市です。多摩車検場に近く、少し奥に入ったところにあります。

バスで向かわれる方は、JR中央線立川駅北口をでて左手にある「立川モノレール北駅」の方に進み、「バス乗り場8・9」の案内板がある階段を下ります。下りた先で横断歩道を渡り、立川駅北口⑫のバス停から北町行きバスに乗り、多摩車検場で下車します。バスでの移動時間は15分~20分ほどです。このバスは1時間に3本ほど出ています。

北口「バス乗り場8・9」の案内板

立川駅北口⑫のバス停

立川出張所には駐輪場や駐車場もありますので、バイクや車等で向かうことも可能です。自転車で行かれる方も若干ですがいらっしゃるようです。基本的には駐輪場・駐車場に駐車できますが、2月~7月上旬あたりは入管が込み合うため、空きがない場合もあります。

窓口の受付時間9時~16時です。 土・日曜日、休日は開いていません。入り口から右手に進み、正面にある2番と3番窓口の間(3番窓口の電子番号掲示板の真下)にある受付番号の発券機から番号札を発券します。申請等の場合と在留カードの受取りのみの場合で発券ボタンが異なります。2024年8月より、受付番号の番号札はこれまでの機械による発券の形式ではなく、入って一番右側にある1番窓口で申請書と在留カ-ド、パスポ-トの簡単な確認後に手渡しされる形式になりました。

受付の方に伺ったところ、一時的な措置ではなくしばらくの間はこの形式になるそうです。1番窓口での待ち時間は当然ながら前に並んでいる方の人数に関係しますが、その他にも前に並んでいる方がどの程度申請の準備をしてきているかも影響するようです。そのため、混みあう時期には場合によって立ったまま長時間並ぶ可能性があるためご注意ください。

申請の番号札
※結果の受け取りは番号が500番台

受付番号の受け取り後、番号札の番号の呼び出しがあるまでお待ちください。なお、トイレは入口からまっすぐ進んだ方にあります。12:00~13:00の間も受付けはしていますが、他の時間よりも窓口の数は少なくなるようです。おおよそですが、申請の場合に15人ほど前に待っている方がいると待ち時間は1時間ほどです。

在留カ-ドの受取りのみの場合の待ち時間は、少なくとも窓口の1つが受け取り専用の場合が多いこともあり、申請の場合よりもやや短くなります。10人ほど前に待っている方がいる場合には30分~40分ほどの待ち時間でしょうか。この時間は申請窓口が2つ、結果受け取りの窓口が1つで、スムーズに受付が進んだ場合の見積もりです。お昼ごろだと窓口の数が少ないためもう少し時間がかかるかもしれません。また、待ちきれずにお帰りになる方もいらっしゃるようで、時折一気に番号が進むことがあります。

また、立川出張所の近くには待ち時間を消費できるようなショッピングモール等の施設はありません。基本的には立川出張所内で待つことになります。在留カードの受取りで収入印紙が必要な場合には立川出張所内に置かれている手数料納付書に必要事項を記入してお待ちください。必要な収入印紙を購入していない場合、近くにあるコンビニエンスストアで買うことができます。

番号が呼ばれ、受付が開始します。この際、在留カード、パスポートを提示します。

申請の場合には、これらの確認が終わると結果通知書となるはがきに住所を書くように指示されます。はがきに記載する住所は自宅でも勤務先でも可能ですが、確実に受け取ることができる場所にしましょう。結果通知はがきがないと、申請がうまく通ったとしても在留カード等を受け取ることができません。

はがきの記入自体はすぐ終わりますが、受付の方が提出書類のチェックが終わるまでには少し時間がかかることもあります。その場合には近くに座って再び番号が呼ばれるまで待ちます。この待ち時間は長くとも10分はかからないぐらいかと思います。8月のお盆の時期などを除き、基本的にいつも混んでいますが、特に混みあう時期以外は座れないというほどではありません(混み合う時期の午後は特にすぐには座れない場合があります)。

受付の方の提出書類のチェックが終わると再度番号が呼ばれ、在留カード、パスポートが返却されます。返却されたパスポートには受付の方が申請受付票をクリップなどで止めてくれている場合が多いかと思います。これで本日の手続きは完了です。申請受付表の裏面には申請受付後、審査の完了前にビザの期限が到来してしまったった場合の特例期間について記載がされています。特例期間の詳細については下記のリンク先をご覧ください。

この申請受付票は在留カードを受け取る際に必要になります。紛失に注意してください。

在留カードの受取りの場合には結果通知書や申請受付票、法定手数料がかかる場合には前述の手数料納付書(申請者の氏名を記入し収入印紙を貼付したもの)を提出し、すぐに新旧の在留カードが渡され、手続きが完了します。旧在留カードには穴をあけた形で一応返却がされます。

新しい在留カードを受け取る際には収入印紙が必要な場合がありますが、この用意を忘れる方が非常に多いようです。収入印紙が必要な場合には結果通知はがきに記載があります(例:4,000円×1)。前述のように立川出張所近くのコンビニエンスストアで購入できますが、事前に郵便局で購入しておくことをお勧めいたします。

受付までの時間を短縮したい場合、曜日にもよりますが、受付開始直後の朝9:00ごろか、逆に受付終了間際の午後の15:00あたりがすいていることが多い気がします。しかし、それでも多くの場合には少なくとも1時間以上は待つと考えた方が良いかと思います。

なお、立川出張所では品川入管のような申請の予約や在留カードの郵送等のサービスは取り扱っていません。また、窓口で”自分が○〇を申請できるか”や”自分の申請で必要な書類は何か”等をご質問される方がいらっしゃいますが、簡単な内容を除いて基本的にはホームぺ-ジを見るように促され、個別具体的な返答はされないようです。


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